THE ORAL CIGARETTES 8th Single
BLACK MEMORY
オフィシャルインタビュー

Text by 三宅正一

  • ——映画『亜人』の主題歌として書き下ろしたニューシングル「BLACK MEMORY」がリリースされることも武道館で発表されました。オーラルと『亜人』の相性は間違いなくいいし、オファーをもらった時点でかなりテンションが上がったことは想像に難くなくて。
  • 山中拓也めちゃくちゃうれしかったですね。なんていうか、こういう時代になったんだなと思えたのが一番うれしくて。
  • ——それは、ダークな作品性が求められる時代ということですよね?
  • 山中そうそう。『東京喰種』も然りですけど、数多くのダークな映画が大衆的な作品として公開されるって、なかなかすごい時代になってきたなと思いますし、そういう世界を好む日本人が増えてきたんやなって。『亜人』に関してはシゲがもともとめっちゃファンで。
  • 鈴木重伸アニメ版の主題歌を担当した後輩(LAMP IN TERREN)に嫉妬するくらい好きですね(笑)。原作も全巻読んでます。
  • ——『亜人』の好きなポイントは?
  • 鈴木主人公の冷徹さやクレバーさが、ストーリーが進んでいくうちに浮き彫りになっていって。敵対する相手に対する戦略も、こちらの想像を超える形で展開されていくんですよね。
  • ——ダークでスリリングな展開というのも、まさにオーラルの音楽性と符合するところで。
  • 山中そうなんですよね。俺らは運がいいなって思いますね。インディーズ時代から、きれいごとではない人間のダークサイドを描いて歌っていこうというアプローチをしてきて。当初はなかなかリスナーに受け入れられないところがあって、それ自体をコンプレックスに感じていた時期もあったんですけど。でも、だんだん時代が変わってきて、映画だって、漫画だって、小説だって、アートだって、ダークな世界が好まれる時代がやってきて。それと同時に僕らもバンドとして大きくなれて、武道館公演までやれるところまで来た。それは本当に巡り合わせなのかなと思いますね。
  • 拓也

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