Red Criminal
オフィシャルインタビュー
  • 5月30日ツアー解禁に合わせてやっていたYouTube生配信を観ました。そうか、昨年(2020年)で結成10周年だったのか、と私もそのタイミングで思い出しまして
  • 山中拓也:いや~、1回メンバーの中で「10周年何かやる?」っていう会話になったんですよ。だけど「10周年でした」「15周年でした」ってバンドの歴史に区切りをつけていくと勢いが落ちる気がしていて。
  • 鈴木重伸:おめでとうモードになるからね。
  • 山中:そう。それこそ武道館のMCで「ここがゴールじゃないよ」と言った時と似た感覚で「10周年やらんでええんちゃう?」みたいな気持ちもありました。だけど最近、周年に対する考え方が揺らぎ始めてるんですよね。
  • というと?
  • 山中:このコロナ禍でファンからのメッセージも普段より増えているので、10年間応援してくれている人や、最近好きになって「これからも応援し続けたいです」と言ってくれる人の存在を改めて実感したんですよ。そういうのを見ながら、例えば俺らが10周年記念で何かやっていたとして、それをきっかけにオーラルに出会えたという人がいたとすれば、「10周年の時に出会えた」「20周年は一緒に祝えた」という喜びも絶対あるよなあと思って。そう考えたら、「10周年だってこと、ちゃんと分かってたよ」とファンに伝えるのが礼儀やなあと。それでこないだの配信では「そういえば10周年やらんかったなあ」みたいな言い方になっちゃったんですけど……(笑)。
  • ははは、そういうことでしたか。今は「TALK & MUSEUM TOUR」の最中で、久々に全国各地のファンの方々と対面できているんですよね。
  • 山中:コロナ禍になってから(お客さんの)顔を見ることもあんまりできへんし、「俺らの音楽、需要あるのかな?」みたいに不安になる瞬間も結構あったんですけど、普通のライブじゃない形のツアーでもこれだけの人が足を運んでくれるんだなと安心しました。今回、ツアーのテーマとして“会いに行こう”というのがあって。
  • 昨年中断になってしまった「COUPLING TOUR『Tonight the silence kills me with your fire』」と同じライブハウスをまわるスケジュールでしたね。
  • 山中:「Tonight~」は長らく行けていなかった場所や、本当は行きたかったけどまだ行けてなかった場所をチョイスして組んだツアーだったので、そこを全く無しにするのは俺ら的にも喜ばしいことではなくて。なので、とにかく会いに行くことを第一に考えましょうという感じだったんですけど、ツアーを組む時はこの時期にライブができるようになってるかどうかも分からなかったので、延期・中止になるリスクを少しでも減らすためにトーク&展示という内容になりました。あと、普通にライブをするツアーはコロナ明けでもできるし、コロナ禍でしか作れない特別な思い出を作りたいというのもありましたね。僕ら『Kisses & Kills』の時にコンセプトバーをやったんですけど、東京でしかできなかったので、全国のファンのみんなから「地方でもやってほしいです」という声を結構いただいて。

全文を読む【FC会員限定】

© MASH A&R All rights reserved.